先日、千社札を作らせてもらいました。

今回は、名前だけ。

ほんとにシンプルな内容です。

でも、千社札って面白いんですよね。

名前だけだからこそ、
文字の形や大きさ、配置、余白、雰囲気……

こだわろうと思えば、どこまでもこだわれる。

同じ「名前」でも、ちょっと書体を変えるだけで全然印象が違うし、文字の置き方ひとつでも、その人らしさが出てくる。

そして、千社札。

ものすごーーーく便利。笑

私は今回、作りながら、

「これ、貼れる名刺やん!」

と思っていました。

名刺は基本的に「渡す」ものだけど、千社札は「貼れる」。

お店に貼ってもいいし、道具に貼ってもいいし、好きなところにペタッと貼れる。

名前を知ってもらうためのものなのに、名刺よりちょっと遊びがある。

こういう「小さなもの」って、デザインの仕事では意外と面白いんですよね。

大きなポスターみたいに情報をたくさん入れる必要もない。

むしろ、入れすぎたらダメ。

名前ひとつで、どこまでその人らしくできるか。

シンプルだからこそ、デザイナーの性格が出る気がします。

そして何より、

貼れる名刺。

この発想、かなり好きです。笑

千社札、もっといろんな人が使ったら面白いのになあ。

名前だけでもいい。

屋号でもいい。

好きな言葉でもいい。

小さいけれど、ちゃんと「自分」を持ち歩ける。

こういう遊びのあるデザイン、やっぱり楽しいです。