「インクルーシブ」という言葉を聞いても、正直よく分かりませんでした。

なんとなく意味は知っているけれど、自分の生活とは少し遠い言葉。

そんな印象でした。

でも最近は、不思議なくらいインクルーシブに関わる仕事が増えています。

チラシやポスターを作ったり、イベントのお手伝いをしたり、ライブペイントに参加したり。

気が付けば、インクルーシブを大切にしている人たちと過ごす時間が、とても多くなりました。

そういう人たちと話していると、本当に勉強になることばかりです。

「できる・できない」で人を見るのではなく、「どうしたら一緒に楽しめるかな?」という発想。

その考え方に触れるたび、「なるほど、そういう見方もあるんだ」と、新しい気づきをもらっています。

最近は「チャレンジド(Challenged)」という言葉も耳にするようになりました。

日本ではまだあまり聞き慣れませんが、海外では使われることがある言葉です。

障害がある、ないという線引きではなく、一人ひとりの可能性や挑戦に目を向けようという考え方が込められているそうです。

もちろん、言葉一つで全てが変わるわけではありません。

でも、言葉が変わると、ものの見方も少しずつ変わっていく気がします。

デザイナーとして仕事をしていると、「伝えること」が仕事です。

だからこそ、こうした考え方に触れられることは、自分のデザインにもきっと活きてくると思っています。

知らなかったことを知る。

分からなかったことを教えてもらう。

その積み重ねが、自分自身を少しずつ成長させてくれている気がします。

本当にありがたいご縁ばかりです。

まだまだ知らないことも多いし、勉強中の身ですが、「教えてください」という気持ちはこれからも忘れずにいたい。

デザインを通して出会った人たちのおかげで、私の世界は少しずつ広がっています。

これからも、そのご縁を大切にしながら、一緒に学び、一緒に楽しみ、一緒に笑えるデザイナーでいたいと思います。