最近、パンフレットよりも“三つ折りリーフレット”の注文が圧倒的に多い。
お店関係も、地域関係も、福祉関係も。気づけばかなりの数を作っている。
たぶん理由はいろいろある。店頭に置きやすいし、場所を取らない。手渡ししやすいし、軽い。バッグにも入りやすい。気軽に持ち帰ってもらえるサイズ感って、やっぱり強いんだと思う。
でも実際に制作に入ると、みんな本当に「伝えたいこと」がたくさんある。これも入れたい、あれも説明したい、実績も載せたい、想いも書きたい。結果、文字がぎっしりになりがち。
もちろん、その気持ちはすごく分かる。自分の活動や想いって、削りたくないんですよね。
でも、自分はわりと逆のことを言う。
「要約しましょう」って。
言葉を選んで、余白を作って、空間をちゃんと使った方が、結果的に伝わることが多い。文字も大きくできるし、読む側も疲れない。
情報って、入れれば入れるほど伝わるわけじゃない。むしろ、多すぎると読まれなくなることもある。だからこそ、“何を削るか”ってすごく大事。
見た瞬間の印象も、かなり変わる。
余白があるだけで、「ちゃんとしてる感じ」や「読みやすそう」が自然と伝わるから不思議。
たぶん自分は、“みんなに優しいデザイン”を追い求めているんだと思う。読む人がしんどくならないこと。必要な情報にちゃんと辿り着けること。
だから、あえて文字数をかなり削る。
でも不思議と、「言いたいことは分かってるから大丈夫」って思える。むしろ、削った方が本当に大事な部分が浮き上がってくる。
デザインって、足し算より引き算なのかもしれない。
