今日は絵画教室の日。

みんな元気で、なんだか調子も良さそうでした。

絵を描いている時の表情も明るくて、「今日はこれ描きたい!」「この色使ってみたい!」なんて声もたくさん聞こえてきます。

気が付けば、この児童養護施設の教室も続けて6年近く。

最初はお互い少し緊張していた子どもたちも、今ではすっかり慣れてくれました。

そして何より嬉しいのが、「先生」ではなく「ちひろさん」と呼んでくれること(笑)。

もちろん先生と呼ばれてもいいんですが、なんとなく「ちひろさん」の方が私らしい気がしています。

絵を教えるというより、一緒に楽しむ人。

そんな立ち位置の方がしっくりくるんですよね。

最近は私が持っていくポストカードにも興味を持ってくれる子が増えてきました。

「これ誰の絵?」
「どこで買ったの?」
「きれい!」

そんな反応を見ていると嬉しくなります。

私自身も以前よりポストカードを買う機会が増えました。

美術館や博物館へ行くと、ついついミュージアムショップをのぞいてしまいます。

展示ももちろん好きなんですが、最後にポストカードを見る時間も大好きです。

小さな紙の中に、その作品の魅力がぎゅっと詰まっている。

しかも手頃な価格で持ち帰ることができます。

家に飾ってもいいし、本に挟んでもいいし、誰かに送ることもできる。

考えてみると、ポストカードってすごく素敵な文化だなと思います。

絵画教室でも、子どもたちが「この絵いいなあ」と興味を持ってくれることがあります。

有名な画家の作品でも、無名の作家さんの作品でも関係なく、自分の感覚で「好き」を見つけている姿を見るのが面白いんです。

美術って正解がありません。

上手い下手だけじゃなくて、「なんか好き」があっていい。

その感覚を大切にしてほしいなと思います。

絵画教室を始めてから、私自身も改めて絵を見る機会が増えました。

子どもたちの反応を思い浮かべながらポストカードを選んだり、「これは教室に持っていったら面白いかも」と考えたり。

そうやって美術館や博物館を楽しむ視点も少し変わりました。

子どもたちが興味を持ってくれること。

「これ描いてみたい!」と言ってくれること。

そして「ちひろさん、見て!」と完成した絵を見せてくれること。

そんな小さな積み重ねが、今の私の楽しみになっています。