私は昔から裏方が好きです。

イベントでも、地域活動でも、音楽でも。

ステージの上に立つより、ステージが無事に終わることの方が気になるタイプ。

出演者が楽しそうにしていると嬉しいし、お客さんが笑顔で帰っていくとホッとする。

どちらかというと、主役になりたい人ではありません。

だからデザインの仕事も好きなのかもしれません。

ポスターを作る。

チラシを作る。

ロゴを作る。

主役は依頼してくれた人であって、私ではないんです。

私はその人の思いが伝わるように、少しだけお手伝いしているだけ。

そのくらいの距離感が心地いい。

だから地域活動も、こども食堂も、絵画教室も続いているんだと思います。

誰かが前に進むためのお手伝い。

誰かと誰かをつなぐこと。

そういう役割が好きなんです。

でも不思議なことがあります。

私は裏方が好きなのに、なぜか目立つ(笑)。

自分ではそんなつもりは全然ありません。

むしろ目立たないようにしている。

イベントでもできるだけ後ろにいるし、写真も撮る側に回ることが多い。

「私はいいからどうぞどうぞ」と思っているんですが、それでも見つかる。

なんでなんでしょうね。

自分では本当に分かりません。

もしかしたら、好きなことを楽しそうにやっているからなのかもしれません。

もしかしたら、いろんな場所に顔を出しすぎなのかもしれません。

あるいは、声が大きいのかもしれません(笑)。

理由は分かりませんが、昔からそんな感じです。

でも、目立ちたいわけではないんです。

本当に。

私が見たいのは、自分が輝くことではなくて、人が輝く瞬間なんです。

初めてライブに立った人。

絵を完成させた子ども。

イベントを開催できた人。

勇気を出して一歩踏み出した人。

そんな姿を見るのが好き。

だから私は今日も裏方をやっています。

そしてたぶん明日も裏方です。

ただ、どうやら完全に隠れることはできないみたいなので(笑)、見つかったら見つかったで仕方ない。

それでもこれからも、なるべく目立たない場所から応援していたいと思います。

主役じゃなくてもいい。

誰かの挑戦を支えられるなら、それだけで十分なんです。