先日、とあるリーフレットのデザインを制作しました。

内容は選挙関係のもの。

こういう仕事をしていると、いろんなことを言われることもあります。選挙となると特に、人それぞれ考え方がありますし、応援する人もいればそうでない人もいます。

でも、私にとってはまず「仕事」であること。そして何より、その人自身を知っているからこそ応援したいという気持ちがあります。

私は、その人がここまで来るまでの過程を少し見てきました。

思いつきで立候補するわけではなく、そこに至るまでにたくさん考えて、悩んで、人と会って、準備して。ようやくスタートラインに立った姿を知っているんです。

だからこそ思います。

「そりゃ応援するよなあ」って。

結果がどうなるかは誰にも分かりません。でも、そこに立つまでの努力は本物です。

最近よく思うのですが、人の生き方って本当にいろいろです。

きっちり計画を立てて、目標を決めて、その通りに進んでいく人もいます。

一方で、私みたいな人間もいます。

気が付いたら始まっていて、気が付いたら続いていて、振り返ったら「いつスタートしたんだっけ?」みたいな(笑)。

デザインの仕事もそうでした。

「デザイナーになります!」と大きく宣言した記憶もなく、のらりくらりと続けているうちに、いつの間にか今の場所に立っていました。

でも、だからこそ面白いのかもしれません。

計画通りじゃないからこそ、予想もしなかった未来が突然目の前に現れる。

新しい出会いだったり、思いがけない依頼だったり、自分では想像していなかった役割だったり。

そんな未来が、時々ものすごい勢いで飛び込んできます。

新鮮で楽しい反面、その衝撃の強さに驚くこともあります。

たまに本気で「隕石でも落ちてきた?」と思うくらい(笑)。

嬉しいことなのにしんどい。

ありがたいことなのに戸惑う。

そんな不思議な感覚です。

でもきっと、それも前に進んでいる証拠なんでしょうね。

誰かが勇気を出してスタートラインに立つ姿を見るたびに、自分もまた少しだけ前へ進める気がします。

未来は相変わらず予測不能。

それでも、ぶつかってくる未来を受け止めながら、これからものらりくらりと歩いていこうと思います。