これは偏見かもしれないけど、デザイナーって、だいたい友達少ない(笑)。

しかも、コミュニケーション能力が高そうに見えて、実はそうでもなかったりする。

でも不思議なことに、いろんな界隈のデザイナーと話していると、「あ、この感じ分かるわ」ってなることが多い。グラフィックでも、Webでも、映像でも、結局みんな“オタク気質”。

どこまでも考えるのが好き。

細かいところが気になる。

人が気づかない違和感にずっと引っかかってる。

しかも、人の評価とか関係なく、気づいたら楽しんでる。

「なんでそこにそんな時間かけてるの?」みたいな部分に全力出してたりするし、本人たちは普通に真顔でやってる(笑)。

だから、何してるか分からない人も多い。

というか、自分でも分かってない時ある。

でも、その“好き”だけで突っ走ってる人たちの中で、「人の役に立ちたい」って思えた人が、最終的に残っている気がする。

ただ作るだけじゃなくて、

「これで誰か助かるかな」

「これ見て元気になるかな」

「ちゃんと伝わるかな」

そこを考え始めた人が、仕事として続いていく。

もちろん、デザインって自己表現の部分もある。でも、仕事になるとやっぱり“相手”がいる。そこを面白がれるかどうかって、かなり大きい。

だから自分は最近、「デザインってサービス業だなあ」ってすごく思う。

オタク気質の人間が、人のために本気で考え始めると、わりと強い。

そして面白いことに、そういう人ほど、自分のことは後回しだったりする(笑)。

でもたぶん、それくらい“作ること”が好きなんだろうなと思う。

今日もどこかで、誰かのために細かいことを延々考えているデザイナーがいる。

たぶん、ちょっとニヤニヤしながら。