名刺、募金箱、紙袋。
サイズだけ見たら、正直どれも小さい。
「とりあえずでいいか」って思われがちな存在です。
でも実は、こういう小さなものほど、
一番よく見られています。
名刺は、初対面のときに必ず手に取られるもの。
募金箱は、ふと目に入った瞬間に“気持ち”を預ける場所。
紙袋は、持って歩かれることで、無言の広告になる。
つまり、「どうでもいい」なんて扱われがちなものほど、
その人や団体の“姿勢”がにじみ出る。
たとえば募金箱。
雑でもお金は入るかもしれない。
でも、ちゃんと考えられている箱には、
「大事にされてる活動なんだな」って感覚が自然と伝わる。
こども食堂や地域活動でも同じです。
派手なことをしなくてもいい。
ただ、小さなところを丁寧にしていると、
それはちゃんと届いています。
逆に言うと、
「ここは見られてないだろう」という油断は、
だいたい一番最初にバレる。
小さなデザインは、数で勝負する世界。
一つ一つは小さくても、積み重なると印象になる。
信頼になる。
「なんかいいな」に変わっていく。
だから私は、
小さいものほど、時間をかけます。
目立たないけど、残るから。
小さなデザインは、
その人の仕事の“本音”が出る場所だと思っています。
