最近、いろんな場所へ行く機会が増えました。

高速道路のサービスエリアだったり、道の駅だったり、商業施設だったり。

そんな時、ついつい見てしまうのがトイレです。

別にトイレマニアではないんですが(笑)、デザインを仕事にしていると、どうしても気になってしまいます。

特に最近のおしゃれな施設は本当にすごい。

トイレのサインひとつ取っても、とても分かりやすくて美しいんです。

遠くから見てもすぐ分かる。

迷わない。

入りやすい。

そしてなんだか安心する。

これって当たり前のようで、実はすごいことだと思います。

デザインというと、つい見た目の美しさばかりに目が向きがちですが、本当に大切なのは「迷わないこと」や「安心できること」なのかもしれません。

トイレは特にそう。

急いでいる時に場所が分からなかったり、男女の区別が分かりにくかったりすると、それだけで不安になります。

だからこそ、優れたトイレのサインを見ると「よく考えられているなあ」と感心します。

そして、トイレそのものも大事です。

綺麗なのはもちろん当たり前。

でも、綺麗に保てることも含めてデザインなんじゃないかと思うのです。

掃除しやすい床材。

汚れが目立ちにくい工夫。

メンテナンスしやすい設備。

使う人だけでなく、管理する人のことまで考えられている。

そういう設計を見ると、本当にすごいなあと感じます。

利用者のことを考える。

掃除する人のことを考える。

管理する人のことを考える。

その全部をまとめて形にする。

それがデザインなんだろうなと思います。

華やかなポスターやロゴももちろん素敵ですが、私はこういう「普段は意識されないデザイン」に出会うと嬉しくなります。

誰かがちゃんと考えてくれたから、私たちは安心して使える。

誰かが工夫してくれたから、迷わずたどり着ける。

トイレひとつにも、たくさんの人の知恵や努力が詰まっているんですよね。

だから私は、きれいなトイレや分かりやすいサインを見るたびに感心してしまいます。

トイレなんて当たり前にあるもの。

でも、その「当たり前」を支えているデザインって、本当に大したものだなあと思うのです。

案外、良いデザインって目立たないものなのかもしれませんね〜。