先日、嬉しいハガキが届きました。

以前勤めていたデザイン事務所の社長から、個展の案内です。

これがまた、社長の趣味全開の個展(笑)。

私が働いていた頃の事務所も、鉄人28号やウルトラマン、月光仮面など、昭和のヒーローだらけでした。

「ここ、デザイン事務所ですよね?」と思うくらい(笑)。

そして今、その社長が描いているのも、やっぱりそのヒーローたち。

なんだか、ずっと変わらないんだなあと思って、ちょっと嬉しくなりました。

私がその事務所にいたのは、3年くらい。

その後は大手のデザイン会社に行ったので、そこから先の記憶は……まあ、いろいろありすぎて、ちょっと曖昧です(笑)。

でも、私のデザインの基礎を一番叩き込んでくれたのは、この社長です。

レイアウトの考え方だったり、文字の扱いだったり、デザインを見る目だったり。

今の自分の中にある「デザイナーとしての土台」は、あの頃に作られたものがかなり大きいと思っています。

当時は、毎日必死だったんでしょうね。

怒られたり、やり直したり、何度も作ったり。

その時は分からなかったことが、何十年も経ってから「ああ、あれってこういうことだったのか」と分かることもあります。

だから、こうやって今でも個展のハガキを送ってもらえることが、本当に嬉しい。

「まだやってるぞ。」って、背中を見せてもらっているような気がします。

自分がデザインを始めた頃に教えてくれた人が、今も自分の好きなものを描き続けている。

それだけで、ものすごく励みになります。

年齢を重ねても、好きなものを好きなように作り続ける。

それって、かっこいいですよね。

私もまだまだデザインを続けたい。

そして、いつか自分も誰かに「まだやってるよ」って、笑って言える人になりたい。

嬉しいハガキを眺めながら、そんなことを思いました。

今度、個展にも会いに行こう。

昔話をしながら、またいろんな話を聞かせてもらおうと思います。

こういうご縁が、今も続いていること。

それが何より嬉しいです。