映画を流しながら仕事ができる。これ、フリーランスの特権だなあって思う。

好きな音や映像を横に置きながら、自分のペースで手を動かす時間。ちょっとした贅沢みたいで、今の自分にはしっくりきている働き方。

でも、最初からこうだったわけじゃない。フリーランスになったきっかけは、子どもの世話で昼間に外で働けなかったこと。正直、前向きな選択というよりは、「そうするしかなかった」という感じだった。ネガティブなのかポジティブなのか、自分でもよくわからないまま、とにかくできることをやってきた。

時間に追われながら、細切れの作業を積み重ねる日々。集中したくても途中で呼ばれたり、思うように進まなかったり。それでも少しずつ、自分の仕事として形になっていったのは不思議だなと思う。

そして今、気がつけば子育てもひと段落しそうなところまできた。あの頃は想像もできなかった「自分の時間」が、ちゃんと戻ってきている。だからこそ思う。あの選択でよかったのかもしれないって。遠回りに見えた時間も、ちゃんと今につながっている。

世の中のお母さんたち、本当に毎日おつかれさまです。今は自分の時間なんてないって思うかもしれないけど、いつかちゃんと来る。そのときに「ああ、ここまで頑張ってきたな」って思える日がきっと来る。

だから大丈夫。今はとにかく、目の前の毎日を乗り越えていけばいい。

その先で、映画を流しながら働ける日が、きっと待ってる。