絵画教室って、こんなに毎回違うんだなあって、最近しみじみ思う。
同じ場所で、同じ時間なのに、出てくるものはぜんぶ違う。誰ひとり同じ絵を描かないし、同じ発想にもならない。それが面白くて、全然飽きない。むしろ「今日はどんなのが出てくるんだろう」って、毎回ちょっとワクワクしている。
今度は何を描いてくれるんだろう、っていう期待もあって、こっちが楽しみにしているくらい。教えているつもりで、実はこっちがもらっているものの方が多い気がする。自由に描くって、こんなにパワーがあるんだなって思い知らされる瞬間が何度もある。
この前なんて「伊勢海老」を見て、「えびいせ!」って、なんの迷いもなく言い切るその感覚。普通なら「違うよ〜」ってなるところなんだけど、なんかもう、そのままでいいやって思った。むしろその発想、どこから来たの?って聞きたくなるくらい面白い。
正しさよりも、その人らしさ。うまく描くことよりも、自由に表現すること。そんな空気が自然と流れているこの場所が、やっぱり好きだなあと思う。
毎回違うからこそ、次が楽しみになる。そんな時間があるって、すごく贅沢なことかもしれない。
次はどんな「えびいせ」が飛び出すのか、ちょっと期待してる。
