いろんなことを頼まれるようになって、気がつけばフライヤーばかり作る日々が来た。
ひとつ終わっても、また次の依頼。ありがたいなあと思いながら、画面に向かう時間が増えていく。
今回は「坂田明SOS」さんのフライヤーを制作させてもらいました。坂田明さんといえば、日本を代表するジャズミュージシャンのひとり。今年80歳とは思えないくらい、今もグローバルに活動し続けている存在。年齢なんて関係ないって、こういう人を見ると本当に思う。
フライヤーを作りながら、その背景にある時間や人生を想像する。どんな景色を見てきて、どんな音を鳴らしてきたんだろう。そうやって考えていると、ただの紙一枚じゃなくて、少しでもその人の魅力や空気が伝わるものにしたいと思うようになる。
デザインって、目に見えるものを整える仕事だけど、本当はその奥にある「想い」をすくい上げることなのかもしれない。だからこそ、依頼が増えていくのは嬉しいし、同時にちゃんと応えたいと思う。
でも正直なことを言うと、ちょっとだけ思う。「私もグローバルになりたいなあ」って。場所に縛られずに、自分の表現で世界とつながっていくような生き方。
まだまだ小さな一歩かもしれないけど、こうしてひとつひとつ作っているフライヤーの先に、どこか遠くの誰かとつながる未来があるのかもしれない。
そう思うと、今日の一枚も、ちょっとだけ特別に感じる。

