ふと思いました。
「幸せな空間って、
デザインで作れないのかな」って。
こども食堂あおいとりみたいに、
誰でも来てよくて、
なんとなく安心できて、
気づいたら笑ってる場所。
ああいう空気って、
自然にできてるように見えるけど、
本当にそうなんだろうか。
もしかしたら、
ちゃんと“作られてる部分”もあるんじゃないか。
例えば、
入りやすい雰囲気とか。
優しい色とか。
怖くない言葉の選び方とか。
それって全部、
デザインの領域でもある気がするんです。
ポスターひとつで、
「行ってみようかな」って思うか、
「ちょっとやめとこうかな」って思うか、
変わることもある。
言葉ひとつで、
距離が縮まることもあるし、
逆に遠くなることもある。
そう考えると、
デザインって
見た目を整えるだけじゃなくて、
“空気を作る仕事”なのかもしれない。
じゃあ、
幸せな空間は作れるのか。
たぶん、
全部を作ることはできない。
人がいて、
時間が流れて、
いろんな関係があって、
やっと生まれるものだから。
でも、
“きっかけ”くらいなら作れる気がする。
入りやすい入り口とか、
ちょっと安心できる見た目とか、
優しい言葉とか。
そういう小さな積み重ねが、
結果的に空気を作っていく。
仕事の中でも、
きっとできる。
大きなことじゃなくていい。
このチラシを見た人が、
ちょっと安心するとか。
このポスターを見て、
少しだけ気持ちが軽くなるとか。
それだけでも、
もう十分かもしれない。
幸せな空間を、
いきなり作ることはできないけど、
その入り口を作ることはできる。
デザインって、
たぶんそういう仕事。
だから今日も、
少しだけ優しい空気を
仕込んでみようと思います。
