先日、初めてスケボーの練習場へ行ってきました。もともとは偵察気分だったのですが、行き交う人たち、みんなスケボーに乗ってるんですよね。見ているだけでも楽しいのに、ちゃんとぶつからないのが不思議でした。さすが世界ランキング入りの選手が練習する場所、空間の使い方や動線がしっかりしているのかもしれません。
この練習場、半分は屋内、半分は屋外という作りで、それぞれ違う雰囲気を味わえるのも面白いところ。自由に滑る人たちを見ていると、自分もできたらもっと楽しいだろうな、という気持ちになりました。スケボーそのものの動きや、技を決める瞬間の美しさは、まさにデザインの世界に通じる感覚があります。バランスや角度、ラインの流れ。体全体で形や動きをデザインしているようで、見ていてワクワクします。
そして、練習場にはスケボーだけでなく、ステッカーやキャップ、Tシャツなど、デザインが反映されたアイテムもいっぱい。滑る楽しさだけでなく、見た目で表現する楽しさもあるんだなと感じました。好きなデザインを身につけたり、自分だけのカスタマイズを考えたりするのも、スケボー文化の魅力のひとつですね。
私自身、デザインをしている身としては、この空間からインスピレーションをもらえます。動きの美しさ、色や形の組み合わせ、アイテムのデザイン…。スケボーの世界も、見えないところでたくさんのデザインが重なって成り立っているんだなと実感しました。今度は実際に滑って、自分なりの体感デザインも楽しんでみたいです。