SNSの画像を作るとき、

最近よく思うことがあります。

それは、

「きっかけを作る」ためのデザインなんだな、ということ。

チラシみたいに、

全部の情報を伝える必要はないし、

むしろ詰め込みすぎると

スルーされてしまう。

スクロールの中で、

一瞬だけ目に入る世界。

その一瞬で、

「ちょっと気になるな」とか、

「久しぶりに会いたいな」とか、

そう思ってもらえたら、

それで十分なんじゃないかと思うんです。

SNSの画像って、

説明じゃなくて“きっかけ”。

誰かの記憶を、

ちょっとだけ引っ張り出す装置みたいなもの。

例えば、

見た瞬間に顔が浮かぶとか、

あの場所の空気を思い出すとか、

なんとなく懐かしい気持ちになるとか。

そういう“感情のスイッチ”を

そっと押すのが役目。

「来てください!」って強く言うより、

「ここにいるよ」って

静かに置いておく感じ。

その方が、

ふっと動く人がいる気がします。

デザインも同じで、

全部を伝えようとするより、

ひとつだけ残す。

余白を残して、

見る人に想像させる。

そうすると、

ただの画像だったものが、

「会いに行く理由」になったりする。

会いたいな。

久しぶりだな。

その気持ちが生まれる瞬間って、

ほんのちょっとしたきっかけだったりする。

SNSの画像は、

その“ほんのちょっと”を作るもの。

今日も一枚、

誰かの「会いたいな」に

つながるような画像を作れたらいいなと思います。