最近、友達になった人に「この日のライブ一緒に行かない?」と誘われました。出演するアーティストさんもかなり濃いめのメンツで、「これは見ておいた方がいいよ」とMの松野さんに言われたこともあって参加することに。実際、濃すぎました(笑)。

その中で特に印象に残ったのが、最鋭輝(もとき)さん、通称モッキー。ファンの方々を「メルシイ小町」と呼んでいて、なんと“メルシイ小町に認定されたら薔薇の花を一本プレゼントしてくれる”んです。まるでバチェラー・ジャパンの世界みたいで思わず笑ってしまったのですが、不思議とサービス精神とファンへの愛がしっかり伝わってきました。

ライブそのものも楽しめたし、また行きたいなと思えたのはもちろんですが、何より薔薇の一本が持つインパクトの強さに驚きました。友達もとても喜んでいて、渡し方もまるで最高の紳士。あの瞬間はただの花以上に大切な意味を持っていました。

私自身も、デザイナーという仕事をしている中で「どうやったら想いが伝わるのか」と考えることが多いですが、あんなふうにシンプルで、しかも心に残る振る舞いができる人になりたいなと思いました。女であっても「紳士的に振る舞う」って素敵だな、と感じた夜でした。