毎月一度、子どもと一緒に「ロリマンプロレス」を観に行っています。
場所は名古屋・伏見にあるライブハウス「ROLLINGMAN(ローリングマン)」。
デザインとは全然関係ないけど、これがものすごく楽しいんです。
プロレスって、正直最初は「ちょっと怖そう」と思っていました。
でもこの“ロリマンプロレス”はちょっと違う。
もちろんガチンコの試合もあるけれど、相撲でいうところの“初切(しょっきり)”のような笑える演出もあって、会場はいつも笑い声に包まれています。
それに、とにかくプロレスラーって子どもに優しい。
写真を一緒に撮ってくれたり、技の名前を教えてくれたり、
子どもが「かっこいい!」って目をキラキラさせてるのを見ると、
もうそれだけで連れてきた意味があるなって思います。
最近では、子どもも技の名前や試合の流れがちょっとずつわかってきて、
「いまのタイミングであの技を出すってすごい!」とか言ってたりして。
私もつい、プロレスの世界の“計算されたストーリー性”に引き込まれてしまいます。
あのセリフがなぜ出てきたのか、
この選手がこの技を出した理由は何だったのか、
あれ、なんか舞台演出とか物語の構成に似てるなと思いはじめた頃には、
完全にファンになってました(笑)。
こうして子どもと一緒に笑って、驚いて、応援して、
いろんな人と出会える場所でもある“ロリマンプロレス”。
プロレスって、こんなに人の心を動かすエンタメだったんだと
毎月、伏見で思い知らされています。
たまにはデザインじゃない話も、いいですよね。