先日、ありがたいことに「ほろ酔い缶」を大量にいただきました。

正直に言います。わたし、ほとんどお酒が飲めません。

それでも「美味しそうな味だな〜」と冷蔵庫に並べてはワクワクしてしまう。

そうなんです。味は本当に美味しいんです。炭酸ジュースみたいにフルーティで。

でも、2口のんだらもう目が半分閉まります(笑)

そんなほろ酔い気分で、缶を眺めていてふと気づきました。

「このパッケージ、かわいい……!」

ほんのりパステルでやわらかい色合い、

手に取りたくなる丸っこいフォント、

シズル感のあるフルーツのイラスト。

どれも「やさしいお酒ですよ〜」って語りかけてくるようなビジュアル。

まさに、飲めない私でも“つい買ってしまいそうな”デザインです。

デザイナー目線で見ても、これってすごいこと。

味や成分じゃなく、「世界観」で売ってる。

商品を持っただけでちょっと気分が上がるような、そんな力がデザインにはあるんですよね。

あらためて、「デザインってすごいなあ」と思いました。

パッケージひとつで「これは優しそう」「これは元気が出そう」と感じさせられる。

飲みものに限らず、雑貨もお菓子もお洋服も、きっとみんなそう。

私も、そんな風に“伝わるデザイン”を目指していきたいな。

……なんて、目がとろ〜んとしながら缶を眺めていたら、

気づけば一缶空いてました(笑)

飲めないけど、今日もちょっぴり酔ってます。

デザインに。