デザインの現場で、たまに聞く言葉があります。

「これ、口で説明すれば分かるんですけどね」。

これ、実はちょっと危険なサインだと思っていて。

説明しないと伝わらない時点で、デザインとしては負けている可能性が高いんですよね。

チラシでもパンフレットでも看板でも、

人は基本、じっくり読んでくれません。

パッと見て「自分に関係あるか」「今見るべきか」を判断します。

だからこそ、見た瞬間に伝わる配置、情報の順番、強弱がとても大事になります。

何を一番に見せるのか。

次に目がいくのはどこか。

細かい情報はどこまで下げていいのか。

この整理ができているデザインは、説明がいりません。

現場で本当に助かるのは、

「これ見せれば分かります」ってそのまま渡せるツール。

スタッフさんが毎回説明しなくていい。

お客さんも迷わない。

結果、余計なストレスが減る。

派手じゃなくてもいいし、凝ってなくてもいい。

ちゃんと伝わること。

説明しなくていい状態を作ること。

それが、実務で信頼を積み重ねていくデザインなんだと思っています。