パンフレットって、

需要がないのかなあと、ふと思うことがあります。

打ち合わせでも、

「チラシでいいです」って言われることが増えて、

パンフレットの話になると、

少し温度が下がる感じ。

手間もかかるし、

ページ数もあるし、

コストも上がる。

だったら一枚でいいよね、っていう流れ。

その気持ちも、分かる。

でも一方で、

ちゃんと残るのはパンフレットだったりもする。

チラシは役目を終えたら、

そのまま流れていくことが多い。

告知して、終わり。

でもパンフレットは、

少し違う。

手元に残して、

後から見返したり、

誰かに見せたり。

時間をかけて、

じわっと効いてくるもの。

デザインとしても、

ただ目を引くだけじゃなくて、

理解してもらうための設計が必要になる。

順番、流れ、言葉の置き方。

“読む前提”で作るから、

ごまかしが効かない。

だから難しいし、

だからこそ、ちゃんと残る。

今は情報が早くて、

軽くて、

すぐに消えていくものが多い。

その中で、

パンフレットみたいな存在は、

少し時代に合ってないのかもしれない。

でも、

全部が流れていく中で、

手元に残るものがあるって、

やっぱり強いなとも思う。

すぐに結果は出なくても、

あとから効いてくるデザイン。

それを求めている人も、

きっとどこかにいる。

需要がないんじゃなくて、

気づかれてないだけかもしれない。

だったら、

ちゃんと伝えていくしかない。

パンフレットの良さも、

ちゃんと残るデザインの価値も。

少し時間はかかるけど、

その分、深く届く。

そんな仕事も、

続けていきたいなと思います。