社名って、どうやって決めていますか?

検索エンジンで引っかかりやすいか?

自分で考えたオリジナルか?

想いが込められているか?

読みやすさ、書きやすさ、覚えやすさ?

どんな業種かが伝わるか?

――いろんな要素を考えて、ようやく決めるのが「社名」だと思うんです。

私の事務所は「デザインオフィス102」。

といっても、けっこうな確率で「とづかさん」と間違われます(笑)

「トツカ」って読むんですよ〜と訂正するのも、まぁもう慣れました。

とつかの102(とつ)です。

正直、社名はなんでもよかった。

でも、後から変えるのって、ものすごく大変なんです。

こないだ法人化を考えていたお客様がいて、

ちょっと気になって、こっそり広く調べてみたら、

同じ社名、業種違いでめっちゃある…!

これは、ちゃんと伝えなきゃと思ってメールを送りました。

結果的に商標登録が難しいこともわかり、社名を変更することに。

その時、気づけてよかったと思っています。

デザイナーとして、相手の「想いを形にする」仕事をしているからこそ、

言いにくいことでも、言うべきだと思ってます。

もちろん、伝えるときは気をつかいます。

想いを込めてつけた名前を否定するように思われたら悲しいから。

でも、あとから大ごとになるより、最初に気づいた方がいい。

社名って、名刺の端っこにあるだけじゃない。

自分を代表する、とても大切な「顔」なんですよね。