予定と予定のあいだ、ちょっと時間が空いたのでスタバへ。

あまりにも外が暑すぎて、思わず新作のフラペチーノを。

キンキンに冷えた甘さが、体にしみわたる。

それにしても、毎回スタバに来るたびに思うのは、

「ここって、なんでこんなに清潔感あるんだろう?」ってこと。

あのどっしりとしたブラウンやグリーンの色味のせいなのか、

それとも店員さんの所作や、いつもピカピカな店内のおかげか。

私はグラフィックデザイナーだからか、

「清潔感=色のデザイン」って捉えてしまうところがある。

スタバのパッキリした配色って、視線が“ほこり”に向かないんです。

つまり「気にならない色彩設計」がされている。

すごいなと思う。

しかも、全国どこの店舗に行っても「清潔感」は共通している。

それって、簡単なことじゃない。

掃除の仕方や接客のマニュアルだけじゃなく、

店づくりそのもの、つまりデザインや空間設計にこそ答えがあるんじゃないかと考えてしまう。

そして「コーヒーショップに行った」のではなく、

スタバに行った」という言い方をしてしまうのも不思議だと思う。

名前そのものがブランドになってる。

固有名詞として浸透しているって、すごい力。

人気店って、やっぱり他と違う“何か”を持っていて、

それでいて、変わらない“軸”も持っている。

スターバックスに感じるのは、そういう揺るがない「設計された心地よさ」。

ちょっとした時間潰しのつもりが、気づけばまたデザインの勉強になっていた午後でした。