名刺のデザインに使う筆文字が、ついに上がってきました。

なんと3パターンも!

いや〜、これは本当に助かる。

どれも個性があって、選ぶのに時間がかかりそうなくらい。

実はこの筆文字、うちの父に書いてもらったもの。

書道の先生をしていた父に「こんな感じでお願い」と頼んだら、

真剣に、でもどこか楽しそうに書いてくれて。

なんだか昔を思い出しました。

子どもの頃、筆の扱いを教えてくれたことや、

私が描いた文字に「これは読みやすいな」とか

「こういう線が面白い」と言ってくれたこと。

いまになって思えば、あれが私の“デザインの原点”だったのかもしれません。

文字の美しさ、伝わりやすさ、印象の残し方。

あの頃から自然と学んでたんだなあと、しみじみ思います。

さて、これから名刺デザインに取り掛かります。

この筆文字をどう生かすか、どんな余白を残すか、

どんな紙がいちばん映えるか――考えるだけでワクワクする。

名刺はただの連絡先ではなくて、

その人の想いとか、生き方とか、

会った時の空気までを伝えるもの。

父の文字が入ることで、

名刺にも“物語”が生まれる気がして。

それってきっと、渡した瞬間に何かが届くような、

そんな名刺になるんじゃないかなと期待しています。

さあ、ここからが本番です。

丁寧に、でも勢いよく、仕上げていきます!