最近、大阪に行った友人や知り合いからお土産をいただくことが増えてきました。
話題の“ミャクミャクくん”グッズに、大阪万博ロゴ入りのお菓子、タオル、Tシャツ……
開けるたびに、「わあ、やっぱり目立つなあ」と思う。赤と白の配色が強烈で、どこかで見たことあると思ったら、そう、あの“くいだおれ人形”と同じカラーなんですよね。
「大阪らしさ」をこんな形で再構築するなんて、デザインってやっぱり面白い。
ミャクミャクくんも、最初見たときはちょっとびっくりしたけど、見慣れてくるとクセになる。
目がいっぱいあるのに可愛く感じるって、よく考えるとすごい造形力。
あのキャラとロゴが並んだだけで、“大阪万博感”がドンと伝わる。これはもう立派なブランドですよね。
デザイナーとして、正直に言うと……ちょっと、いや、かなり羨ましい。
万博ロゴも、ミャクミャクくんも、それを使ったグッズやパッケージも、全部が“生きたデザイン”。
街を歩いて目に入って、誰かが買って、誰かに渡す。
それって、デザインが人の心を動かして、次に繋がっていく証拠。
私もいつか、そんな「持って帰ってもらえるデザイン」を作りたいなあ。
パッケージデザイン、やってみたいなあ。
誰かに「これ可愛いね」って言われて手に取ってもらえるような、そんな仕事を。
今日も誰かからもらったミャクミャクグッズを眺めながら、
密かに「いいなー」とつぶやくのでした。