デザイナーとして仕事をしていると、様々な案件をこなしていく中で、どうしても自分のスタイルやアプローチにどう向き合うべきか悩む瞬間が多くあります。毎回新しい案件に取り組む度に、これまでの自分のアプローチが正しかったのか、どう改善できるのかを考え、少しずつ自分のデザインスタイルを模索しています。どんなデザインが得意で、どんなスタイルを目指しているのか、その答えは今でも完全には見つかっていません。正直なところ、私はまだまだ模索中です。
20代の頃、一人暮らしをしていたとき、デザインの世界に夢中になりすぎて生活のバランスを崩していました。朝から夜まで仕事をして、家に帰ってお風呂を浴び、また朝になれば仕事へ行く生活を続けていました。その時は仕事の成果に対する情熱が強く、生活の中で無理をしてでももっともっとデザインを追い求めようとしたものの、今考えれば、無理をしている自分に気づいていませんでした。その結果、身体が壊れるのも時間の問題だったと思います。(←会社員だったから)
今振り返ってみると、もっと深く自己分析し、自分のデザインへの向き合い方を見直さなければならなかったと強く感じます。デザイナーとして生きていくためには、ただデザインが上手くなることだけではなく、健康や心のバランスも重要だと気づきました。無理をしないこと、必要なときには立ち止まって考えること、自分のスタイルを確立するためには、その過程でいかに自分と向き合い、成長していけるかが鍵だと思います。
これからの目標としては、自分のデザインに対する思いやスタイルをもっと深く追求していきたいと思っています。クライアントの要望に応えるだけではなく、自分がデザインを通して何を伝えたいのか、どんな世界を作り出したいのかをもっと明確にしていきたい。まだまだ模索し続ける段階ですが、それでも確実に成長していけるように努力し続けたいと思います。
もし、デザイナーとしての向き合い方やこれからどうしていきたいかを振り返り、改善していくのであれば、もっと自分を大切にして、仕事の中で無理なく成長できる道を選びたい。デザインが好きだからこそ、その情熱を大切にしながらも、健康や心のバランスを保ちながら続けていきたいと思っています。