このたび、横須賀市文化会館の開館60周年を記念するロゴマークを制作させていただきました。

60周年の記念事業として採用され、今年度からさまざまな場面で使用されています。パンフレットやポスター、SNSなど、どこかでこのロゴを目にしていただけると嬉しいです。

【作品コメント】

60周年の「60」の数字をモチーフに、無限を象徴する「インフィニティ」のシンボルをデザインの核に据えました。

このモチーフは、横須賀の歴史とこれからの発展が絶え間なく循環していくことを表現しています。

そして、軽やかに舞う「かもめ」は、まちの未来を切り開く躍動感と自由な発想を象徴。

ロゴ全体に使った深みのあるブルーは、横須賀の海や自然を連想させながら、文化や芸術が広がり、人と人が協力し合って生まれる成果を表現しています。

60年という長い時間を経て、地域に根づいてきた文化会館。

その節目に、**「想いをカタチにする」**というdesign office 102の仕事を活かして関われたこと、本当に光栄です。

ロゴは単なるマークではなく、その土地や人の歩みと未来をつなぐシンボル

見る人の心に残り、使われるたびに誇りや共感が生まれる——そんな存在であってほしいと願っています。

これからも、地域の文化や活動に寄り添うデザインを届けていきたいと思います。

60周年おめでとうございます。そして、これからも末永く愛され続ける場所でありますように。