いつもブログをご覧いただきありがとうございます。デザインオフィス102です。

リーフレットや折りパンフレットをデザインするとき、私たちはただ情報を並べるだけではありません。この「折り」という構造の中に、お客様がワクワクしながら読み進めてくれるような**“体験”**を設計しています。

リーフレットは単なる情報紙ではなく、**チラシとパンフレットの中間にある「体験型ツール」**なんです。

1. 折りの数だけ生まれる「感情の波」

リーフレットの「折り」という構造の中には、折りの数だけストーリーが生まれます。

例えば三つ折りなら、「入り口(興味)→紹介(共感)→詳細(納得)→お問い合わせ(行動)」というように、情報に段階を持たせることができます。観光リーフレットなら「期待→写真→魅力→アクセス」と、お客様の感情の波を作りながら情報を提供するのです。

デザイナーは、この折りの順番に合わせて、お客様の感情が動くようにデザインの強弱をつけます。最初にきれいな写真で興味を**「つなぎ」、中面でじっくり情報を「伝え」、最後に行動へと「つなげる」**。これは、ほぼ小さな絵本のようなものなんです。

2. 「読むスピード」をコントロールできる力

リーフレットが優れているのは、**お客様の「読むスピードをコントロールできること」**です。ペラっと一枚のチラシでは、すべての情報が一気に目に入ってきますが、リーフレットは違います。

お客様は自分のペースで折りを開き、情報を少しずつ受け取るので、ゆっくりと時間をかけてサービスの世界観を届けたい時にぴったりです。この「情報を見せるタイミング」を設計することが、お客様に内容を深く理解してもらうための大切なデザインです。

3. 開く行為が「体験」になる楽しさ

折りを開くという行為自体が**“体験”**になります。紙の温かい手触りや、広がるたびに新しい情報が現れる楽しさが、あなたの事業への期待感を高めてくれるでしょう。

丁寧に作られたリーフレットは、紙の持つ魅力を最大限に活かせるアイテムです。この小さなリーフレットに込められた物語と、紙の温かい体験が、お客様との関係を深めてくれるはずです。

デザインオフィス102は、あなたの事業の魅力を最大限に引き出す、体験型のリーフレット作りをお手伝いいたします。