そういえば、ハロウィンでしたね。

うちの近所の子どもたちが、可愛い格好をしてピンポンしてきました。

お菓子を渡す前から、もう笑っちゃうくらい可愛くて。

プリンセスや魔女、ゲームキャラまでいろいろで、

「そんな仮装どこで売ってるの?」って思わず聞いてしまいました。

みんな工夫がすごいんですよね。

100均で作った飾りをアレンジしていたり、

家で余った布をうまく使っていたり。

親御さんのセンスももちろんですが、

子どもたちなりの「こうしたい!」という思いがあって、

それがちゃんと形になっているのが素敵でした。

デザインの仕事をしていると、

どうしても“整ったもの”や“完成度”を求めがちですが、

こういう自由な発想を見るとハッとします。

「楽しむ気持ち」と「自分らしさ」こそが、

デザインの原点なんだなと思いました。

いろんな色や素材が混ざっていても、

そこにストーリーがあれば成立する。

子どもたちの仮装って、まさにブランディングの基本みたいなもので、

「自分はこうなりたい」というイメージを服で表現している。

これって、ロゴやポスターのデザインと同じ構造なんですよね。

まだまだ勉強不足だなと思いながら、

インスピレーションをもらったハロウィンでした。

デザインって、街の中や季節の中、

ふとした瞬間にたくさんの“ヒント”が落ちてる。

やっぱり外に出て、人と出会って、

リアルな空気を感じることが一番の学びだなと改めて思いました。