先日、名古屋のローリングマンで初めて拝見したアーティスト、山口こうじさん。なんと34年目にしてメジャーデビュー! 「まじか!」と思わず声に出してしまったほどです。
続けることって、口で言うのは簡単だけど、実際にはものすごく大変なこと。音楽の世界なんて特に変化が激しく、流行も入れ替わりが早い。そこで何十年も活動を続けてきたこと自体がすでに尊敬に値します。しかも、その先に「メジャーデビュー」という結果が待っているなんて、ドラマよりもドラマチックだなと感じました。
若い時のデビューは勢いとか、周りの期待や運も大きく関わってくると思います。でも、大人になってからのデビューはそれとは全然違う。積み重ねてきた経験や人との関わり、苦労や葛藤、全部を背負った上で掴んだチャンス。だからこそ、より一層重みがあるし、聴く人の心に深く届くんだと思います。
山口さんの姿を見ていると、「夢に向かって頑張るおじさん」って本当にかっこいいなと思いました。年齢に関係なく挑戦する姿は、見る人に勇気を与えてくれる。自分も「まだまだやれるぞ」って、背中を押されたような気持ちになりました。
そして、デビューまでの道のりには、きっと多くの人の支えや出会いがあったはずです。周りの人を大切にしてきたからこそ、34年という年月を乗り越えて続けられたんじゃないかなと。夢を追いかけるのは自分自身だけど、それを支えてくれる人たちの存在があって初めて走り続けられるんですよね。
タイミングって本当に大事です。焦っても掴めないし、準備ができていなければチャンスを活かせない。山口さんのデビューは、そのすべてが噛み合った結果なのだと思います。
夢を追うって、若い人だけの特権じゃない。大人になってからでも、自分の道を信じて歩き続けることで、いつか花が咲くんだということを教えてもらいました。私もデザインという道で、これからも挑戦を続けていこうと思います。