言うことがコロコロ変わる人っていますよね。仕事でもプライベートでも、そういう状況が続くと信頼を失ってしまうのは当然のこと。例えば、打ち合わせの日程が二転三転するだけでも「あ、これはスムーズにいかないな」と察してしまう。相手に他の予定が優先されているのか、それとも単純に調整力がないのか…色々考えてしまうものです。
実際、この業界(デザインや制作系)では、日程が変わるなんて日常茶飯事。ひどい場合は「またキャンセルかな」「もう一人誰かいるのかな」なんて邪推すらしてしまいます。浮気の言い訳みたいに予定がコロコロ変わるのが透けて見えることも(笑)。まあ、それも含めて人間関係なんですよね。
ただ私は、そういう時に無理に自分の予定を合わせすぎないようにしています。流れがスムーズじゃないものは、無理に進めても結果的にうまくいかないことが多いから。逆に、良いご縁やプロジェクトって本当に驚くくらいスルッと真っ直ぐに進むんです。日時も自然に決まるし、関わる人も気持ちよく集まる。不思議なほど障害が少なくて、気づけば一番の近道を通っていることが多い。
だから、コロコロ変わる人に出会った時は「あ、これはちょっと流れが違うのかも」と気づくサインとして受け取るようにしています。無理やり握った手は、結局するりと離れていくもの。それなら最初から自然にフィットする相手や案件を大事にした方が、自分も相手も幸せです。
信頼は、積み重ねていくしかない。だからこそ、言葉や予定を大切に扱いたいし、自分自身も変わらない軸を持っていたいなと思います。流れに任せることで見えてくるもの、意外と多いんですよ。