先日、朽羅神社へ行ってきました。
……というか、正確には「連れて行かれた」んですが(笑)。
田んぼのど真ん中にぽつんとある、ほんとうに質素な神社。とても静かで、風の音しか聞こえないような場所でした。
なんでこんなところに?と思いながらも、立っているだけで心が落ち着く。不思議なエネルギーを感じる神社でした。
実は最近、私にはひとつの小さな夢があります。
それは「よもぎ畑を作ること」。
よもぎを育てながら、そこで絵本を描く──そんな暮らしができたらいいなあと、よく妄想しています。
自然と一緒に暮らして、心に余白を持ちながら、絵やデザインと向き合う時間。
忙しい日々の中で、そんな夢を話していたら、「まだ早い」と家族にやんわり諭されました(笑)。
隠居生活は、もう少し先みたいです。
でも、夢を語るって大事だなと思うんです。
言葉にすることで、ちょっとずつ形が見えてくる。
よもぎ畑も、絵本も、デザインも、全部つながっている気がします。
今はまだ途中だけど、いつか「ここから生まれた物語です」って言えるような作品を作れたらいいな。
朽羅神社の静けさの中で、そんな未来を少しだけ想像しました。
風に揺れる稲穂を見ながら、「あぁ、いつかこの場所で描けたらいいな」と。
夢は、思っているより近くにあるのかもしれませんね。
