35年目のラブレターに号泣した日

 

今日は久々に、ほんとうにゆっくりできた一日。
本当なら娘(中学生)の運動会だったんだけど、朝からの雨で延期に。
ぽっかり空いた一日、こんな日は無理に動かず、お家時間を楽しむに限ります。

 

お昼を済ませて、ソファにごろん。
Amazonプライムを開いたら「あなたにオススメ」として出てきたのが、
『35年目のラブレター』という映画。
タイトルからしてちょっと気になるし、レビューもよかったので、
なんとなく再生してみたんです。

 

……結果、大号泣。笑
ティッシュ何枚使ったかわからないほど、泣きました。
実話をもとにしたストーリーで、静かで、でも深くて、
観終わったあとしばらく立ち上がれなかったくらい。
あんなに涙が出る映画、久しぶりでした。

 

登場人物の心情も映像も音楽も、全部が丁寧で、
“誰かを大切に想うこと”ってこういうことなんだな、と感じさせられました。
私は普段、映画を観ながらもデザイン的な構図や色使いに目がいってしまうんだけど、
今回はそんなことどうでもよくなるくらい、物語に引き込まれました。

 

外は雨、気持ちは号泣モード。
「もう今日は外に出られないわ…(笑)」っていうくらい感情が溶けました。
でも、こういう“予定が流れた日”に、
思いがけず心が洗われる時間をもらえるのもいいですね。

 

塚本監督も好きになっちゃったし、またこの監督の作品を追いかけてみようと思います。
久々に、“いい映画観たなあ”って思える作品に出会えて本当によかった。
みなさんも、もしお家でゆっくりできる日があったら、ぜひ観てみてください。