マットプロレスと音楽、まさか同じ空間で味わえるなんて思ってもみませんでした。リングの上で歌うシーンをテレビで見たことはありましたが、実際に自分の目の前で両方が繰り広げられると、これはもう贅沢そのもの。好きなミュージシャンの音と、好きなレスラーの熱気。二つが交差する瞬間を体感できたことが、たまらなく楽しかったのです。

今回のイベントを企画してくれたのはローリングマンさん。「こんなのどう?」とまとめてくれたおかげで、自分の好きなものが一気にぎゅっと詰まった夜になりました。偶然かもしれないけれど、「私のために用意してくれたの?」と思ってしまうくらいドンピシャで、ありがたい気持ちでいっぱいになりました。

プロレスはもちろんショー的な要素があるけれど、実際にそばで見ていると、音や動きの迫力が全然違う。体と体がぶつかる音、観客の声援、レスラーの汗。それに音楽が重なって、場内がひとつの作品みたいになっていく。普段のライブや試合とはまた別の、特別な空気が生まれていました。

そういう時間を過ごすと、次の日も不思議と頑張れる気がします。音楽だけでも元気をもらえるし、プロレスだけでも熱をもらえる。でもその両方を同時に浴びることで、心と体にダブルでエネルギーを充電してもらえたような感覚でした。

そして次回のサーキットイベントが10月12日にあるとのこと。もうすでにスケジュール帳にチェック済みです。きっとまた、想像以上の化学反応を見せてくれるに違いない。好きなものが重なったときの楽しさを知ってしまった今、見逃すわけにはいきません。