先日、プロレスの試合で使われる紙テープを120本!作りました。

まるで内職(笑)と思いながらも、手を動かすたびにワクワクが増していく不思議な作業。

コールと同時に、観客席から一斉に飛ぶ紙テープ
——それがほんの一瞬でリングに降り注ぐ光景は、何度見ても感動的です。

この紙テープを巻くだけの会を通じて出会ったのが、プロレスラーの影山道雄さん

なんと、「こども食堂も手伝うよ」と気さくに声をかけてくださり、そこからdesign office 102の地域活動とも自然につながっていきました。

「一瞬で無くなるものを丁寧に作る」という経験は、実はデザインにも通じるものがあると思っています。

伝えるタイミングや印象、そして残る記憶。

一見“使い捨て”のように見えるものも、心に残る何かがあるからこそ意味があるんだと改めて感じました。

この紙テープは、4月27日(土)「チームでら 高井憲吾 凱旋大会」(三重・亀山市文化会館 中央コミュニティセンター)にて使用されました。

観衆221人(超満員)の中、コールと同時に舞ったオレンジと黒の紙テープ

一瞬でリングに降り注ぎ、観客の歓声とともに試合が始まるあの瞬間は、まさに「熱気」と「感動」の一体感。

自分が作った紙テープが一瞬で役目を果たす様子に、“刹那の美”とでも言うべきデザインの力

プロレス、デザイン、まちづくり——いろんな世界がつながっていくのを実感する日々です。

人と人のつながり、活動の広がり。

たくさんの感謝と共に、これからも動いていきます!