パッと見て「おっ」と思う派手なデザイン。

確かに目は引きます。

でも、長く使われるデザインや、後から評価されるデザインって、実はとても地味だったりします。

プロっぽさって、奇抜さじゃないんですよね。

「なぜこの色なのか」

「なぜこの大きさなのか」

「なぜここに余白があるのか」

全部にちゃんとした理由があること。

たとえば色。

好きだから、流行っているから、ではなくて

“この業種で”“この年代に”“この場面で”使われるからこの色。

文字も同じ。

読めるか、疲れないか、情報の重さに合っているか。

余白だって、ただ空けているわけじゃなく、

「ここで一呼吸してほしい」という意思がある。

理由が地味なデザインほど、後からブレません。

方向性を変えたくなった時も、

「ここは残そう」「ここは変えよう」が判断しやすい。

感覚だけで作ったものほど、修正のたびに迷子になります。

いいデザインは、説明すると拍子抜けするくらい普通。

でも、その普通を積み重ねた結果、

安心感とか信頼感とか、そういうものがちゃんと残る。

派手さより、理由。

地味だけど強い。

それが、長く使われるデザインの正体だと思っています。